【箕面市】箕面市の中学3年生の英語力 英検3級相当以上の割合が74.9%!箕面市の取り組みをご紹介します。
箕面市では、平成29年度(2017年度)より毎年、市立中学校3年生を対象に、英検IBAを実施しています。>>>箕面市ホームページ
日本英語検定協会が実施している、英語能力を判定することができるテストです。
令和3年度(2021年度)は、英検3級相当以上の英語力を有する中学3年生の割合が74.9%という、素晴らしい結果になりました。
この結果は、令和4年5月18日に文部科学省が公表した「英語教育実施状況調査」における全国平均(47.0%)を大きく上回り、大阪府平均(47.4%)、も超え、他の自治体と比較しても突出しており、都道府県・政令指定都市別でみると、箕面市(74.9%)は、さいたま市(86.3%)、福井県(85.8%)に次いで3番目に高い結果となっています。(市のホームページより)
箕面市では、2つの取り組みをしています。(市のホームページより)
市立小学校の6学年では週1回の45分授業と週4回の15分学習、市立中学校では週4回の英語科の授業と週1回の英語コミュニケーション科の授業を行い、全9学年で毎日英語の学習を行っています。
平成29年度(2017年度)からは、就学前英語教育も開始し、公立の保育所と幼稚園へ月2回程度の頻度でALTを派遣しています。また、私立の保育園と幼稚園についても、希望があれば同じく月2回程度派遣しています。
(2) 外国語指導助手(ALT)を独自に配置
現在、箕面市には76人のALTが勤務しています。市内の各中学校には3名~4名、小学校には3名~5名のALTを配置しています。特に小学校の授業では、1クラスを3~4グループの少人数に分け、各グループにALTを1人ずつ配置することで、子ども一人ひとりがALTと1対1でやりとりできる機会を確保しています。
中学校では、子どもたちが学んだ英語を使える機会をより多く持てるよう、英語コミュニケーション科の授業だけでなく、英語科の授業にも積極的にALTが参加しています。
また、授業以外でも、子どもたちと一緒に給食を食べたり、掃除をしたりするなど、学校生活の中で子どもたちと英語でコミュニケーションをとっています。
また、「英語は楽しいですか?」という質問に対して、箕面市の中学生は7割以上、小学生は8割以上が「楽しい」と回答したそうです。
幼い頃から、ネイティブスピーカーと触れ合う機会が持てる、良い仕組みですね。
箕面市では、今年度もALT76名体制で、更なる英語力の向上をめざすそうですよ!
箕面市役所