【箕面市】箕面の秋を彩る伝統行事 聖天宮西江寺「天狗まつり」今年も開催
箕面市の秋の風物詩、聖天宮西江寺の秋季大祭「天狗まつり」が、今年2025年も10月15日(水)・16日(木)に開催されます。宵宮・町内巡行・本宮と2日間にわたって行われるこの祭りは、地域の人々の健康と繁栄を願う、由緒ある神事です。

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開催スケジュール(2025年)
◆10月15日(水)19:00〜21:00:宵宮(境内での神楽と天狗の舞)
◆10月16日(木)昼間:町内悪魔払い(神楽と天狗が地域の家々を訪問)
◆10月16日(木)19:00〜21:00:本宮(境内での神楽と天狗の舞)
※天候により時間変更の可能性があります。
天狗まつりとは?
「天狗まつり」は、江戸時代末期の記録にも残る伝統行事。からす天狗や役行者(えんのぎょうじゃ)、猿田彦など、日本の天狗伝説に登場する神々が舞い踊る神秘的な祭りです。聖天宮西江寺の天狗も、役行者が姿を変えたものとされています。

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祭りは地元の祭礼委員会と消防団員有志によって運営され、宵宮と本宮の夜には、太鼓の音と「やらまい!!(やれ舞え、それ舞え!)」の掛け声に合わせて、天狗と神楽(獅子舞)が境内で舞を披露します。春祭が豊作祈願の予祝儀礼であるのに対し、秋祭は農耕の収穫に感謝する神事。天狗まつりもその一環として、稲作の実りへの感謝と「無病息災」「子孫繁栄」を願う祭りです。
邪気払いの儀式
16日昼には、神楽と天狗が地域の家々を回ってお祓いを行います。天狗が子どもを追いかけて叩くのは邪気祓いの意味があり、「叩かれると元気で賢い子に育つ」と言われています。「天狗に叩かれといで!」と小さい頃、親御さんに言われたことがあるという地元の方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?また、女性がお尻を叩かれると「子宝に恵まれる」との言い伝えも。聖天宮西江寺の天狗まつりにご家族そろってお参りしてみてはいかがでしょうか?
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