【池田市】6月8日は、付属池田小学校にとって忘れてはいけない日。事件を風化させず、安全対策に心を配りましょう。
6月8日は、大阪教育大学付属池田小学校にとって忘れてはいけない日です。
2001年6月8日、大阪教育大学付属池田小学校に暴漢が侵入し、8人の子どもたちの命が奪われ、多くの子どもたちが傷つきました。
大阪教育大学付属池田小学校では、亡くなられた子どもたちに祈りを捧げ、子どもたちにとって学校が安全で安心できる学校づくりを誓うとともに、事件を風化させることなく、発信していくために、今年も6月8日(土)に「祈りと誓いの集い」が開催されます。
「祈りと誓いの集い」は、事件後、このような悲しい出来事を二度と起こさないことを誓い、建設された「祈りと誓いの塔」で行われるそうです。
出席者は、ご遺族や大阪教育大学付属池田小学校の児童、在校生保護者や学校関係者のみのようですが、旧正門前に献花台が設置されるようですので、一般の方はそちらに献花等ができるようです。
この事件をきっかけに、学校への部外者の学校施設立ち入りが制限されたり、警備員が配置される等の傾向が強まりました。
事件後、大阪教育大学付属小学校では、安全教育を推進し、安全な学校づくりのための仕組みが確立され、機能しているとして、2010年3月、日本で初めて世界保健機関(WHO)のインターナショナルセーフスクール(ISS)に認定されたそうです。
子ども達が安心して過ごせる場所であったはずの学校内で起きてしまった、悲しい事件。
この事件を風化させることなく、学校や地域が連携して安全対策に取り組んでいきましょう。
大阪教育大学付属小学校
(池田市緑丘1-5-1)
(とも)