【池田市】創業100年「くれべの丁稚羊羹」が廃業のため3月まで。とよのピアin池田へ急げ。
阪急池田駅にある「とよのピアin池田」は大阪府をはじめ全国約40の障害福祉サービス事業所などに通う障害者らが作った品々を販売しているそうです。
池田市と能勢町、豊能町にある8カ所の事業所が豊能北自主製品販売組合を作り、2002年6月に店を開いたとのこと。
障害者の方が作った自主作品を扱う数少ない常設店で、たくさんの商品が販売されていました。
能勢の新鮮なお野菜や、漬物、お菓子なども販売されています。
そして、毎年11月から3月に販売される冬のお菓子、能勢名物「くれべの丁稚羊羹」もこちらで購入することができます。
残念ながら、創業100年以上の歴史をもつく和菓子屋さん、暮部(くれべ)菓子店が3月で廃業となるため、こちらの丁稚羊羹をいただけるのも今期いっぱいとなります。
丁稚羊羹は、冬の水羊羹として11月から3月までの間に販売されています。
2代目の暮部市太郎さんが100年ほど作り始めたそうです。
糸かんてん、砂糖、小豆、地下水を炊き上げ、人肌になるまで撹はんしながら冷まして作ります。
この撹はんが大変で、機械を考案したのが昭和30年頃だそう。
丁稚羊羹は、大と小がありますが、小は容器の関係ですぐに売り切れてしまうそうです。
こちらは大(950円税込み)です。
切り込みが入れられた羊羹が2枚、重なっています。
一口サイズに切り分けて頂きましたが、甘さ控えめでつるっとした触感で、何個も頂けそうでした。
賞味期限は4日間あります。
とよのピアin池田には、月曜日と木曜日に入荷されるようです。
今期で最後ということもあり、普段より多くの丁稚羊羹を入荷しているようですが、売切れてしまうこともあるとのこと。
予約もできますよ!
暮部菓子店は、廃業のため3月末までの営業ですが、丁稚羊羹は材料が無くなり次第、販売終了となります。
創業100年以上続いた老舗のお味、くれべの丁稚羊羹、是非一度、試してみませんか?
とよのピアin池田
(池田市栄町1-1 阪急ブランマルシェ2番館 2階)
営業時間:10:00~18:00
定休日 :日曜日
(とも)